ゆらぎ世代に「断食やファスティング」をおすすめしない理由

よく耳にする「断食」や「ファスティング」
体のリセットやデトックス、細胞の若返り効果があるとされ
特に健康志向の高い方の間で人気ですよね。

実は私自身も、20年ほど前に伊豆高原の断食施設で
夫と一緒に体験したことがあります。
当時は妊娠を望んでいた時期で、体を整えたい一心でした。

そんな経験もある私ですが、今、40代後半〜50代の「ゆらぎ世代」の女性たちには、安易に断食やファスティングをおすすめしていません。理由は、、

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「今こそ土台を整えるとき」だから

この年代の女性の体は、ホルモンバランスの変化によって
筋肉量や代謝が落ちやすくなり、エネルギー不足に陥りやすい時期です。

そんな時に長時間「食べない」時間を作ってしまうと、
体にこんな影響が出やすくなります。

  • 筋肉が減って代謝がますます低下する
  • 疲れが取れにくい
  • 気分が落ち込みやすい
  • 冷えや不調が強まる

つまり、リセットのつもりが逆効果になることも少なくありません。

ゆらぎ世代に必要なのは「食べて整える」こと

では、どうすれば良いのでしょう?
この世代の女性にこそ意識してほしいのは、
「食べること」と「動くこと」で体を整えるという視点です。

  • しっかりお米を食べて、代謝の土台を育てる食習慣をつけること
  • 運動習慣がない方は、体をめぐらせ筋肉を刺激する動きを生活に取り入れること
    (ヨガをおすすめします)

断食やファスティングが悪いわけではありません。
ただし、それが「今のあなたの体」に合っているかどうかがとても大切です。

極端なリセットより「丁寧な積み重ね」を

年齢を重ねる今こそ、極端なリセットよりも
「毎日の丁寧な積み重ね」を大切にしていきませんか?

未来の自分にとって心地よい体と暮らしを手に入れるために、
今日から少しずつ、「本当に必要なこと」を選んでいきましょう。

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